なぜ鏡の中は左右が逆か
鏡に映った像は、何故左右だけが逆になるのか。何故、上下が逆にならないのかという問いがある。
これの私なりの回答は、「上下と左右の定義が違う」である。
上下は外の空間(ワールド座標系)で定義された概念で、左右はその空間内の物体のある特殊な方向の設定(ローカル座標系、オブジェクト座標系)である。つまり、「正面」に対して定義されていて、正面が反対に向くと(ワールド座標から観測した)左右は反対になる。
そして大事なことは鏡は法線方向(鏡の面に対して垂直に貫く方向。つまり、奥行方向)に反転させるということ。
たとえば、人間がその場で移動しようと上下は変わらない(地面と天井の位置は変わらない)が、左右は回転にしたがって移動する。
もし左右ではなく、東西だったらどうか。今北を向いて鏡の前に立っているとする。すると右手は「東手」、左手は「西手」である。では鏡の中の自分の手は逆になるだろうか。
これでなんとなくわかった気になった気がするので(謎)議論終了。
結局脳の左右がどうのこうのとか、全然関係なくね?