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面接官「特技は高階グラフカットとありますが?」
ASK君 「はい。高階グラフカットです。」
面接官「高階グラフカットとは何のことですか?」
ASK君 「3つ以上のボクセルからなるクリークに依存するエネルギー最小化です。」
面接官「え、クリーク?」
ASK君 「はい。クリークです。クリークの配置が複雑な臓器の配置を表現します。」
面接官「・・・で、その高階グラフカットは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
ASK君 「はい。多臓器の領域分割ができます。」
面接官「いや、当社には分割したい臓器などありません。それに人に危害を加えるのは犯罪ですよね。」
ASK君 「でも、Potts エネルギーにも勝てますよ。」
面接官「いや、勝つとかそういう問題じゃなくてですね・・・」
ASK君 「3階以上のエネルギーは1階に還元できるのです。」
面接官「ふざけないでください。それに高階って何ですか。だいたい・・・」
ASK君 「階数は依存するボクセルの数-1です。クリークのボクセル数そのものは次数とも言います。高階というのは・・・」
面接官「聞いてません。帰って下さい。」
ASK君 「あれあれ?怒らせていいんですか?使いますよ。QPBO。」
面接官「いいですよ。使って下さい。QPBOとやらを。それで満足したら帰って下さい。」
ASK君 「運がよかったな。今日はメモリが足りないみたいだ。」
面接官「クリーク数多いよ。」