ticslevel と xyplane
3 次元プロットでは、 z 軸が底上げされている。これは、従来 set ticslevel
で指定でき、 0
とすれば「底」 (x, y 座標の軸や tics が表示される面) にぴったりつく。値の意味は、 z range の幅の何倍で底上げするか、である。初期値は 0.5
。
というわけで、具体的に zrange が [zmin : zmax] で、 z = −a の位置に指定したい場合、
(a − zmin) ⁄ (zmin − zmax)
を指定する。つまり、この値は zrange に依存しているため、 range が変わった場合は、計算をしなおさなければいけない。で、 Gnuplot 4.x 以降は、 set xyplane at
という指定が出来るようになった。これは、 z 座標を直接指定できる。また、 range が変わっても位置は固定となる。また、 set xyplane
で at
を指定しない場合は、 set ticslevel
と同じ意味になり、set ticslevel
は非推奨となったので、これからは前者を使おう。